いつも湯瀬ホテルスタッフブログをご覧の皆様こんにちは！
皆様は「十和田石」をご存じでしょうか？
当館の大浴場でも使用している「十和田石」は今、
世界的にも注目を浴びている希少天然のひとつ。
本日はそんな「十和田石」をご紹介します！
【希少天然石「十和田石」とは】
秋田県比内町にある、山全体が十和田石でできた
薬師山でのみ埋蔵が確認されている「十和田石」。
海底で起きた噴火により火山灰が凝固してできた「緑色凝灰岩」です。
表面に細かな穴が開いており、石の中では比較的柔らかい石材。
浴場などの水場に適した石材でそのグリーンとブルーの色合いが見事です。
【十和田石のいろいろな機能】
マイナスイオンを放出することも確認されている十和田石には
上記のような様々な機能があります。
【世界的にも注目を浴びている十和田石の視察】
先日、台湾から石材業者と設計者が十和田石の使用事例視察として、
湯瀬ホテルに来館しました。
今回のこの視察は、秋田県商業貿易課のバイヤー招へい事業を
あきぎんリサーチ＆コンサルティングが受託し、地元秋田銀行の
協力のもと実施。
地元名産の石材のPRと共に、世界的にも非常に希少な十和田石の魅力を
世界に発信するきっかけのひとつになりました。
当館のお風呂を実際に施設頂くことで、
十和田石が持つ美しい色・模様といった天然石独自の見た目の他に、
多孔質による滑りにくさ、ひんやり感の軽減、耐候性といった機能面にも
優れている点など「十和田石」への理解を深めてもらいました。
実際に浴場石材として使用している現場を視察したことで
設計、施工時、メンテナンスにおけるメリットや注意点を具体的に
イメージできたとのことでした！
湯瀬ホテルを通して、地元資源の魅力を世界に発信できた
とても良い機会だったと感じています。
温泉の泉質や、風景だけではなく、希少天然石「十和田石」にも
注目してご入浴してみてください（＾＾）
実際に十和田石の上を歩いてみて、その魅力や機能を
感じてみるのも、おすすめです。